【MHA】NRC生、異世界で保護対象してます【twst】 (ページ48)

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コンテニューなNRC生ページ48

相「がぁっ！！」

化け物は相澤さんの頭を持ち上げ地面に叩き付ける、湖から出た出久が出てくるまで俺はその場に留まってしまった

俺も急いでそちらに行こうとするが、おそらく黒いモヤ…黒霧と呼ばれた奴に指示されたであろう雑魚共が俺に襲いかかってくる

邪魔だと吹っ飛ばそうとしたが…ダメだ、出久は個性を発動させようとしているんだ。出久の個性は強力なパンチ、相手を遠くまで吹っ飛ばせる

しかもMAXの100%だとしたら此方への風力と負担が半端ではない。水へ熱い鉄を混入する時と同じ、一気に蒸発し弾け飛ぶ…！

出久からそれほど遠くない俺は急いで電灯にしがみつく、我ながらかっこ悪いが仕方ない！！

緑「スマァアッシュ！！！」

予想通り、出久と近い立っているだけだった奴らは吹っ飛んだ

俺も軽い衝撃と魔力の低下で身体が悲鳴をあげている
そのままずるりと地に腰をつけた

はやく相澤さんの方へ行かなきゃ…

出久のを受けたら一溜りもない、普通の人なら待つのは死、良くて複雑骨折辺りの…だが、此処に普通の人なんて居ない

緑「(──やった、上手くスマッシュが決まった！)
……っいつの間に…！？」

パンチの衝撃で出来た砂埃が晴れてゆく
出久が当てようとした手だらけの奴…死柄木弔の前にはアイツが居た

死柄木弔達の対平和の象徴用兵器、脳無

死「良い動きをするな…
スマッシュってオールマイトのフォロワーかい？」

此処にはむしろ、化け物が居るんだ

死「まあ、いいや君…」

化け物が出久を、死柄木弔が梅雨ちゃんと峰田を手にかけようとしている
俺は力を振り絞り、奴らに槍を投げようとした

その時、入口の方から衝撃音がした
皆が待っていた、皆が呼んでいた、皆が助けてくれと願っていた

オ「もう大丈夫、私が来た！！！」

皆のヒーローがやってきた

皆に、希望が湧き出している
…俺はやっとかと槍を握る手が緩み始めた

峰「オールマイトォオオ！！！」
蛙「けろぉ……」
緑「オール、マイト…」
「おっそいよマジで…」

死「わぁ…コンテニューだ……！」

敵、死柄木弔にも、希望と愉しみが湧き出していた