非常口飯田とNRC生 ページ35
そこからパニックになるのは早かった
ヒーロー科だけならまだしも普通科やサポート科も居る食堂だからな
途中で出久が手の届かない範囲まで飛ばされていった
俺は身長がある方な天哉に付いていく。
何かあったらコイツを盾にする…
飯「いったい何が侵入者したというんだ
……あれは…！」
「…マスゴミだな」
天哉と共に窓に張り付いて外を見ると、マスゴミ達がわんさか侵入していた
やっぱしアイツら痛い目みたいのか？本当に何がしたいんだ？？侵入者もとい犯罪者共に与える情報はねぇよマスゴミ共よぉ…
てか相澤さんとマイクさんに迷惑かけてんなやっぱ魔法ぶっぱなすか！！？
飯「Aくん、凄い顔をしているぞ…！？」
「気にすんな。それよりどうにかコイツらを落ち着かせなきゃ…」
飯「そ、そうだな、皆さんひとまずおちつ、いって！？」
天哉が押され、ガラスと正面衝突した。大丈夫かと確認はしたが……コイツらも邪魔だなぁ…？？
何かないかと周りを見るが反対側で、鋭児郎と電気が落ち着かせてるが効果なし…お茶子も巻き込まれてる
飯「俺を浮かろ、麗日くん！」
……天哉が頑張ってるから、任せてみっか
俺は天哉が進みやすいように押したり、空間を空けたりする
なんとか天哉とお茶子がハイタッチをした
お茶子の個性で浮いた天哉も個性を使う
「頑張れ、天哉！！」
飯「エンジン、ブースト！！」
緑「飯田くん！」
グルグル回転しながら天哉は壁に体を打ち付ける
さながら、非常口のピクトさんみたいなポーズで…
飯「皆さん！大丈ー夫！！
ただのマスコミです、何もパニックになる必要はありません！」
天哉のよく通る声が全員を落ち着かせた、さっすがヒーローの卵様
……天哉のメガネどこ行った？？
あとマスゴミははよ捕まっちまえ！！
そのあと、出久は天哉を委員長に推薦した
俺もコレは賛成。頑張れ、非常口飯田
「ほら、天哉、メガネ」
飯「ありがとうAくん！…だが、だいぶ綺麗とゆうか……新品みたいな…」
「はは、それはまあ……」
俺の個性ってやつでちょちょいっとな
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作者名：赤月 x他1人 | 作成日時：2021年10月23日 2時
