【MHA】NRC生、異世界で保護対象してます【twst】 (ページ4)

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安堵し笑うNRC生ページ4

医者『近くで敵が暴れていたそうだからそれに巻き込まれたんじゃないかって、ヒーローは言っていたけれど……

あ、その時着てた制服みたいな服はそっちの棚に入ってるよ』

それを聞いた時、俺は慌ててベットの傍にある棚を引いた

そこには慣れ親しんだナイトレイブンカレッジの制服があった
胸元には、きちんとマジカルペンもある

無意識にホッとした俺がいた
実験服で居たはずの俺が何故上着を着ていて、何故白衣を着てないかは分からないが……それでもマジカルペンと、俺がNRC生である証拠がここにある事にものすごく救われた

医者も、俺が安堵した様子を感じ取ったのだろうがまだ聞きたい事があるみたいで

医者『そういえば、キミの名前を聞いてなかったね。キミの持ち物の中にはキミを証明するものは無かったから……親御さんにも早めにお電話したし、これ書いてくれるかな？

勿論〜〜で構わないよ』

…俺は差し出されたボールペンと紙を受け取り、書いていく

名前、俺の電話番号、住所、学校、もちろん家族の名前や電話番号も……色々書いていくうちに、医者の顔が苦いものになるのも感じた

適当に書いてる様にも見えない、でも自身は知らないものばかり…って感じの顔だ
……あとで検索するだろうし、早めに言っておこうか

『多分俺、いわゆる異世界人ですよ
あと、「イングリッシュ」ってなんですか？』

書き終わった紙ともう必要のないボールペンを返しながら言った

医者の顔は…それは、困惑？いや絶望か？

…アンタが一人ぼっちな訳じゃないのに、なんでそんな顔すんだろうな

俺はそんな事を口角をさらに上げながら思った