高校入学2回目なNRC生 ページ19
『…早かった？』
デカい扉を開けても、椅子に座っている生徒はゼロだった
俺の席はー……一番後ろ。
特別な21人目って事を再認識されてるようであんまし良い気分ではないが、しゃーなし
俺は荷物を下ろし自分の席に座って、上着を脱ぐ
補足しておくと俺はオクタ仕様のベストも着ている、シャツも実はNRCのやつ。あんま変わんなかったけどな
そのまま上着を肩にかけて机にうずくまった
上着したまんまだと寝にくいし
……とゆうか英語が出ちゃうの、あんまし良くないか？でもクラスメイトにも俺が日本語得意じゃないの知ってほしいし……
相澤さんからはコレについては何も言われてない
言われたのは魔法の通常活用禁止
一般的にもあまり公の場で免許を持っていない者や自己防衛以外に個性は使用してはいけないらしい
だけれど、戸籍上俺の“個性”として登録されたユニーク魔法だけは使っていいらしい
……勿論これも公の場ではダメだけど…人に見せていいのはコレだけってこと
あ、ホウキ使って飛ぶのだけは土下座ってやつして許可貰った。アレはもはや必需品です
けど通常魔法は使わずに、ユニ魔のみってのはあまり聞いた事ないし普通はやらない事だけど…
レベルを合わせるってゆうか、俺が魔法使いとバレない為らしいね
…ふわぁ…ねっむ……
俺はそのまま意識を夢ん中に落とした
「おーい？そろそろ起きろーー！」
低すぎない、The青年の声で俺は夢から覚める
…因みにエース達がクルーウェル先生に怒られてる夢だったウケる
ムクリと体を起こし、目を擦りながら男を見る
赤い髪にキリッとした顔…The男子高校生の背丈
切「お！おはよう、俺はキリシマ エイジロウ！
お前だいぶ早く来てたのにずっと寝てたな〜」
「ん…はよ……俺は雪華 A。起こしてくれてありがとな」
どういたしましてと言って椅子に戻っていった
遠いいのにわざわざ…良い奴だな…
あと名前の漢字教えてくれねぇかな……
ガラリと扉が開いた時、見覚えのある男が声を荒らげた
……実技試験のお坊ちゃんメガネだ、受かったんだな
飯「机に足をかけるな！」
爆「あぁん？」
飯「雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか！」
それに対してクリーム色？っぽい頭つんつん男は思わねぇよとキレている
…俺も思わないけどわざわざ足はかけねぇな、腰痛くないの？
フロイド先輩とか足が長いから痛いっつってたけど
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作者名：赤月 x他1人 | 作成日時：2021年10月23日 2時
