【MHA】NRC生、異世界で保護対象してます【twst】 (ページ12)

今日:16 hit、昨日:39 hit、合計:100,431 hit

成長してるNRC生ページ12

時間が経つのは早いもので、俺がこの世界で目覚めて2週間が経った

カンジってのはまだ難しいけど、ひらがなとカタカナってのは無理やり叩き込んだ。
なんか知らんけど4日目には家庭教師さんも着いたし、ナカザワ先生も時折来ては教えてくれた

それに検査を終え3日も経てば、病院の庭までは自由に歩かせてもらえた
でも、あまり外に出たいとは思えなかったからここの言語……日本語ってのをずっと勉強してた

未知の世界を独りで歩くなんてマッジで怖すぎるからな…！話せない分うちの双子先輩より怖い！

『魔法も使うなって言われてるしなぁ』

エレメンタリースクール、こっちの呼び名では小学校だな
そのくらいの時にやるようなドリルをやりながら今日もボヤいた

魔法が自由に使えないのってこんなにストレスがかかるんだなと初めて知った
俺らは普段何かを取ったり服を着たり、なにかと頼る事が多かったから…

ため息をつくのと同時に、扉がノックされる

ドリルから視線を上げる。相変わらず一人部屋なので俺が返事をしなければならない

見回りの時間でもないんだけどな、誰だろ

「はーい？開いてますよー」

これを言うのはもう慣れたもんだ
ガラリと扉を開け、二人の男性が入ってきた

『…だいぶ上手になったな』
『上達がはえーなぁ！！』

「あ…イレイザーヘッドさん、プレゼント･マイクさん」

相変わらず黒いヒーローと黄色いヒーローだ
俺は椅子を出して机の上を片付ける

マ『お！懐かしいドリルだなぁ久しぶりに見たぜ！！』

相『もう平仮名片仮名は覚えたんだって？』

『いえーい、頑張りました』

ちょっと前にやった、家庭教師さんが作ってくれた小テストも見せる。もちろん高得点、ずとづの使い分けがむずかった……

俺の成長を褒めてから隣の椅子へ座った

『んで？会いに来たってことは決まったんですか？』

相『あぁ、もちろん』

今の俺は大人が決めた道を歩くしかない。
絶っっ対嫌だけど、生きていくにはそれしかない。

ま、教会とか施設とかに入るんだろうな
俺の両親はあの人らだけだから里親とかほんと、絶対嫌なんだけど…

バイトとか一人暮らしとか出来るのかなと、悶々と考えていたのに、イレイザーヘッドさんの言葉で全部飛んでいった

相『お前には雄英高校ヒーロー科に新一年生として入ってもらう
保護対象並びに監視対象、んで保護者は俺ね』

『…………はい？？』

監督生、ちょっと訳してくんね？