【BORUTO/NARUTO】お兄ちゃん、お姉ちゃん。【短編集】

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Aside
お兄ちゃんに引き止められてから数秒が経過。
だぁぁぁぁぁ無理無理、せめてなんか喋って・・・！

「好きなの？僕のこと・・・ねぇ、A？」
そりゃもちろん！と言いたいところだけど、私にそんな勇気はなく。
『・・・お、お兄ちゃんとして、なら、まぁ・・・・』
「本当に、お兄ちゃんとしてなの？」

お兄ちゃんが私を部屋の扉に追い詰めていく。
これってもしかして・・・そう!女子が憧れるというアレだ!
壁ドンだ!・・・意識した瞬間にまた顔に熱が集まる。

『お兄ちゃん、はなし、て・・・』
「それは無理かな
・・・じゃあ、一回だけちゃんと・・・好きって言って？」

え

えぇ

『そっそんな』
「言わないならずっとこのまんまだけど・・・」

そのほうが恥ずかしいか・・・よし、と決意し私は言われるがまま、
いや、私の本当の気持ちを口に・・・・・・・

しようとした瞬間。
扉を勢いよくあけてお母さんが帰還した。

「ただいまーーーー！・・・あぁぁ？？？」

扉が開き、それに押される形になった私はお兄ちゃんを巻き込んで倒れる。
つまりお兄ちゃんを押し倒した。

「ちょっといのじん!A!何やってるの!?じゃれ方が過激！！！！」

これ、じゃれてるとか言います？？？

『あ、お母さんこれはちが「母さん、これ母さんのせいだよ・・・急に開けるから」
「ったくもー・・・ドアの近くで遊ばない！」
『はーい・・・』

すれ違いざま、お兄ちゃんは私に囁いた。

「いつか、言ってもらうからね、好きって」

筧スミレ×猫カフェ→←いのじん×落書き　★注意・・・？

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