【BORUTO/NARUTO】お兄ちゃん、お姉ちゃん。【短編集】

シカダイ×ゲーム ページ4

みんなでゲーム！
Aちゃんもなかなかの腕前ですよ・・・！
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Aside
『っっっっあああああ！ごめん！死んだ！
ボルト君いのじん君とお兄ちゃんで頑張って・・・・』
ボルト「うおやべぇ・・・！ヒーラーのAが・・・」
いのじん「あ、まってまってその辺に薬草が・・・」
シカダイ「いのじんお前草取りしてっと死ぬぞ」

いま私たちは、新発売のRPGゲームをやってるんだ。
私はまだあんまりレベル上げしてなかったんだけど・・・
お兄ちゃんとか、ほかの二人はすごい勢いでやりこんでて、
発売から３日にしてすでにLv.50・・・・・・

ボルト「あーちょっとシカダイ、そっち！！」
シカダイ「やべっ・・・・けっこうすばしっこいな」
『あっ、そっち行ったよ！いのじん君』
いのじん「あっまじだ・・・・ありがとう、Aちゃん」

こうやって見ながら声かけることはできるんだけど、
実際にゲームやってる３人とはなんだか壁を感じる・・・・
なんだよ。死んだらほったらかしかよ〜・・・
そりゃ、ゲームやりながら構えってのもすごいわがままだけど・・・！！！

なかなか終わる気配がない。割とさみしい。
もう家帰ってやる、と思った開始２５分め。

『お兄ちゃん、私先に家帰ってるね。なんか眠くなってきちゃった。』
「・・・・おう」

嘘。眠くなんかないけど。ていうかなんつーくだらんことで拗ねてんだ、私。
お兄ちゃんが知ったら、“めんどくせぇ”って言うかな。

『はぁ・・・馬鹿なのかな、私・・・』
「・・・・おい、A、なぁに拗ねてんだよ」
『・・・え』

振り返ると、にやにやと嫌な顔をしているお兄ちゃんが立っていた。

『なによ・・・てか、ゲームは？』
「終わってきた。拗ねて帰った妹無視してゲームなんてやってられっかよ・・・かまってもらえなくてさみしかったってか？」
相変わらず嫌な笑みを浮かべている。
『お、兄ちゃん・・・・ごめん、私わがままで・・・めんどくせぇって思った？』
「あァ、めんどくせーよ」 はぁ、やっぱり・・・とがっかりしかけたけど。

お兄ちゃんは雑に私の頭を撫でた。顔を上げると、笑ったお兄ちゃん。

「ほんとめんどくせぇ妹だぜ」

そういうお兄ちゃんはわりに嬉しそうな顔をしていた。

「よっし、家帰って将棋でもやってやるよ」
『っやったぁ！お兄ちゃん、ありがとう！！！』

仲良く帰りました。

いのじん×落書き　★注意・・・？→←サラダ×料理

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