ジョングクくんのお嫁さん。3 (ページ6)

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ゆっくりと目を開けると、真っ白い天井に目が慣れてくる。

……………ここは、どこだ。病院？なんで……………

『…………………え、』

私の手を握りながら、目を閉じているグクがいた。

どうやって？というか、どういう経緯でここに運ばれたんだろう。まったく記憶がない。

「あ、目覚められましたか？」

『…………………はい、お手数おかけしてすみません……』

「いえいえ。旦那さん、疲れて眠っちゃったんですね。

ずっと、付き添われてたんですよ」

と看護師さんの話で、そうだったのかと驚きを隠せざるを得ない。

「点滴終わったらナースコールしてくださいね」

と点滴が終われば退院できるらしい。

どうやら、過労で過呼吸になったものの、救急車に乗せられてここまで来たのだとか。

……………ソンウが？そんなに3歳の子ってできるのかな。

なんて思ったり。

「んんん……………………やばっ、寝て……………ヌナ、起きた……………えっ、

だ、大丈夫!?」

『うん、大丈夫。心配かけてごめんね。

でも、どうやって？』