ジョングクくんのお嫁さん。3 (ページ32)

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182. JK side ページ32

「母さんって、目たまに輝いてるって思わない？」

「それ思うの父さんくらいでしょ」

と、幼少期にユンギヒョンにベタベタだったためか、ドライに育ってしまったソンウ。

「俺が、アイドルでよかったって思う理由だから」

「？どういうこと？よくわかんない…………」

「まだソンウには難しいかもな。

つまり、母さんが応援してくれたから今の俺があるって感じだ。ソンウも、そうやって、いつか

自分のこと、全力で応援してくれる人に出会えたらいいな。

…………頑張れよ、覚悟できてるんだな？」

「………うん」

「俺はもうちょっとソンウより幼くて上京したから右も左もわかんなかったけど、まぁお前なら大丈夫だよ。

仲間を大切にして、出しきってこい」

経験者として、

一人の父親として、

できることはほんの少しだけど。

それでも、

ソンウが少しアイドルになりたいと言ってくれて、

嬉しかった。

自分のこれまでの経験が認められたような、そんな気がしたから。