ジョングクくんのお嫁さん。2 (ページ21)

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121. JK side ページ21

「…………………くっそ、」

昨日、あれから寝れるわけもなく。

寝不足と、イライラと、ストレスと。

ヌナは一体何があったんだ。

知りたいのに、知れない。

こういう際、いつも一緒にいれていないのがいかに不便か、よくわかる。

「なぁに？ジョングガ反抗期？やめてよ？」

「ヒョン…………黙って」

「喧嘩でもしたの？荒れてるねぇ、今日の君」

「…………………ヌナが、何か隠してるんですよ。それを、何もできない俺がバカだなって」

「ふーん、珍しい。二人が喧嘩なんて初めてじゃない？僕、聞いたことないや」

とちゃっかり隣に座ってきたテヒョニヒョン。

……………こういう時、この人は恐ろしく勘が鋭い。
なんなら、本人よりも気づく。

「……………この間の幼稚園の父親参観の時も、ちょっと変でした。よく考えたら」

元気がなさそうな、そんな感じ？

包み隠さず話してみる。何か手がかりがあればいいんだけど。

「……………ん～…………ソンウに聞いてみたら？子供って、見てないようで実は一番見てるし…………

話はそれからじゃない？」

なるほど、

そうしよう。