ジョングクくんのお嫁さん。2 (ページ17)

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『そ、う…………ですね』

反論だってしたかった。でも、認めるのが怖かった。

グクは、アイドル。ましてや私は一般人で元、ARMY。

世間から見たら、そう評価されるのだから。

いくら周りの人がそんなことないと言ってくれても、これには敵わない。

「でも羨ましい。＿＿＿＿どうやって、ジョングクさんを落としたんですか？教えてくださいよ！秘訣とかあるんですか？」

ダメだ、頭が働かない。

がつん、と何がで殴られたような感覚。

きっと、悪気はないのだろう。

でも、私にとっては悪気があってくれた方がその何倍も緩和される。

『なにも、してないですよ』

「またまた、そんなこと言っちゃって～！

きっと、ARMY特にジョングクさんのペンはこう思ったでしょうね、

＿＿＿＿裏切られたって。

私、そのニュースを聞いて、思ったんです。

結局、アイドルなんて夢にすぎなかったんだって。

私にとっては、受け入れられなかった。

でも、まさかこんなに近くにいるなんて思いもしませんでしたよ。

裏切られた立場を考えたこと、ないでしょう？」