ジョングクくんのお嫁さん。 (ページ34)

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『……………死ぬかと思った……………』

一旦陣痛も落ち着いたので病室に戻される。

どうやら先はまだまだ長いらしく、子宮がそんなに開いてくれてないみたい。

それでも、まだ痛みはあるけどさっきよりだいぶましになった。

……………よかった、お母さんいてくれて。

私一人じゃ、グクもいないし不安だっただろうな。

『お母さ、「ヌナあぁぁぁぁっっっっっ！！」………………は？』

バーンっと、勢いよく扉を開けて入ったグク氏。
待て、なんでいるんだ。

今日はコンサートの最終日だと言ってなかったか？

「廊下走らないでください！」

「すみません………………」

と看護師さんに注意されている。スーパースターとは思えない行動だな、ほんと。

『………………で？何しに来た』

「え、大丈夫なの!?…………や、お義母さんに」

呼ばれたってか。

『……………だから大したことないし、いつ産まれるかもわかんないしグクは帰っときな。体力蓄えないと。また雑誌の撮影とか控えてるんでしょ？』

「…………………やだ、ヌナといる。それに、」

"産まれるまでずっと休んでいいって言われた"

……………今度バンタンに会ったら、注意しとかないとな……………