309号室のミンさん。2

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『………………今日からしばらく、か』


ついに始まった防弾少年団のワールドツアー。今年もやって参りました、このシーズン。



それが意味すること、すなわち


ユンギさんと、しばらく会えない状態なのである。




ここ最近一緒に食事をしていたからか、一人での食事はどうも物寂しい。







「何かあったら連絡してくださいね」と言ったものの、必要最低限は連絡はダメに決まってる。



そもそも私、ここの管理人として一番話していたのがユンギさんなわけで。




ぽっかり、心に穴が開いた気分。









『……………わっ、』

「もしもし」




なんて考えていると、急に電話がかかってきて、急いで出る。



どうしたのかな、忘れ物とか？

それだったら、大変だ。






『ユンギさん、どうしたんですか？』

「いや、何となくです。…………寂しがってないかなって。



後ドジしてないかなって」




と一応心配はしてくれているらしい。

ドジはまだやらかしてないです、残念でした。




『大丈夫ですよ、ご心配なさらず』

「心配だな…………何かあったらすぐ連絡するんですよ？」




まるで、お母さんが子供に言い聞かせるようかの言い方。




『そこまで子供じゃありません！』

「はいはい」




ちょっと、ソルトなところもユンギさんらしい。

◇YG→

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