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46 ページ2
『………………ミニや、おめでとう』
「ヒョン……………僕、」
"諦めないでよかった"
僕はミニからその言葉を聞けてよかったよ。
『………ジョンモは優しいね、あんなに』
"笑って見送れるんだから"
「…………だって、可愛い弟じゃないですか、ミニは」
可愛い弟かぁ………………
僕は、そんな風に思われていたのだろうか、だなんて。
ただの代わりをこなす人形だけとしか見られていなかったんじゃないかって。
考えたくなかったけど、
でも、
わざわざ最終回に来てくれたってことは、
愛されてるってことでいいのだろうか？
もっと、
素直になっておけばよかった。
あの時、自分のありのままの考えを出せていたら、
強がっていなかったら
このオーディションに出ることも、
Seventeenを辞めることも、
なかったのだろうか？
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作者名：つばき。
| 作成日時：2019年12月21日 11時
