青が宿る 3

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どこを見渡しても真っ暗な一面で
わたしは不安定な道を歩く。

転ばないようにと気を付けて
ふと下を見ると不気味な風だけが響いて
底なんて見えないほど高いところ。





YG「A、」

懐かしいあの声が聞きたくて
辺りを探すけれど、いない。




会いたい。
どうしてここに居ないの。








ジニオッパに
ユンギオッパに
ホソクオッパに
ナムジュニオッパに
ジミンに
テヒョンアに
ジョングギに



会いたいのに、どうしてわたしは一人なの。




たすけて。怖いよ。









YG「……目を開けてくれ」

HS「…お願いだから、」


目？
そんなの、とっくに開けて…


もう一度しっかりと目を閉じて
それから開けた。






JK「っ！ヌナっ！」

『……グク』

JM「…よ、かった…」



大声でそんなに叫ばなくても聞こえているよ。





NM「…っ、分かるか？」

JN「やぁ、どこまでも心配させるなよ…」




分かるよ。
当たり前じゃない。

だけど、足りない。
懐かしい大好きな顔が、一人。




『………て、ひょんは…？』

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