青が宿る 3

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I NEED Uで有り難いことに一気に
注目を浴びるようになって早数ヶ月。


ペンレターの量も
段ボールに収まりきらないくらい溢れる愛の手紙ばかりで
やっとやっとスタートラインに立ったという感じだった。





「방탄소년단さん、スタンバイお願いします」





YG「……俺が掛け声？」

JN「主役だからねぇ」

YG「…あー、はいはい、分かりましたよ…ったく…」




ボリボリと頭をかきむしりながら
面倒そうに口を開いた。






YG「……………사랑해(愛してる)」

NM「ブフッ」

YG「おい、笑うな、そこ」





ほんのり耳が赤くなっていたから
ユンギオッパはかなり勇気を振り絞ったらしい。







TH「なーに愛の告白してるんですか」

YG「あ？悪いかよ。



…俺は、お前らとこうやって
ステージが出来るのが幸せだ。


今日は悪い、迷惑かけるけど。
…行くぞ、やってやんぞ。







打ち上げは出してやる、全額。
───ジニヒョンが」

JN「は、なんで!?」

YG「年功序列」





"ファイティンッッ！！！！！！"




八人で円陣を組んで
声を揃えて叫んだ。

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