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結局一睡も出来ぬまま
朝というものは嫌でもやって来る。
鏡で確認すると
不細工すぎる目に何にも言えなかった。
泣きすぎた。
どれだけ泣いても枯れなかった、涙は。
TH「……ねぇ」
『…何』
TH「それで冷やしなよ。
メイクに時間がかかったら困るから…」
ポイっと投げられた
水気を含んだ濡れタオル。
テヒョンの目を見ると
わたしほどではないけれど赤かったと
ギリギリ分からない範囲だった。
TH「……ごめん。昨日のは」
『…混乱させてばっかりなのやめてよ』
おまけに人のファーストキスを奪った上に
わたしにそれが未来だと告げた。
『……嘘でしょ、ねぇ、嘘だよね？』
TH「…6月だろ」
『…っ、嘘でしょ……そうだって言ってよ』
お願い。
わたしは現実を受け入れたくないんだ。
テヒョンのことだから
また四次元な映画でも観たんでしょ。
そして変な解釈をしたんだ、きっと。
TH「……25日」
『っ、…』
TH「場所はどこ」
『…△△駅から出た交差点。
知ってるくせに』
睨み付けてこれ以上聞きたくなくて
慌てて洗面所に向かった。
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つばき。(プロフ) - ももさん» もも様、大変大変お返事が遅くなってしまいごめんなさい(;;)そう言ってくださってとても嬉しいです！次は最終章ですがお楽しみいただけると幸いです。 (2021年2月14日 15時) (
レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - こんにちは。なんか、今までに読んできたことのないタイプで、本当に涙が出てきます。テヒョンや主人公、ユンギのことを考えたらめっちゃ泣いちゃう泣 続きがとても楽しみです！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: d7e808220c (このIDを非表示/違反報告)
つばき。(プロフ) - jimizukoさん» Jimizuko様、読んでくださりありがとうございます(;_;)その上嬉しいお言葉まで…(涙)作者も涙脆く自分の作品集ながらにうるっと来ながら書いておりました…。これからもゆっくりですがよろしくお願いいたします！ (2021年1月30日 9時) (レス) id: 6614da7d65 (このIDを非表示/違反報告)
つばき。(プロフ) - ナカムさん» ナカム様、コメントありがとうございます。そんなこと言ってくださって嬉しいです( *´艸)ひそかにsynchronicity大好きです…(小声)これからもゆっくりですが次は最終章ですので是非見届けてください〜！ (2021年1月30日 9時) (レス) id: 6614da7d65 (このIDを非表示/違反報告)
jimizuko(プロフ) - 夜中に読んでしまって……涙が止まらないです更新頑張ってください！応援してます (2021年1月30日 5時) (レス) id: b5dc4ba0e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2021年1月29日 15時
