青が宿る

06. ページ7

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『さっむい！！！』

玄関から出たらまだ秋というのに
ひどく寒く感じて縮こまった。




NM「そんな薄着で来るからだろ」

『ナムジュンオッパ。おしゃれです、これは』

NM「ともかく風邪引くなよ。車乗りな」



暖かくはないけれど
春と秋はおしゃれがしやすい季節だと思う。

寒くもなければ暑くもないから
堂々と街を歩ける気がするのだ。




『絶対雪降るよ、これ』

HS「まだ十月じゃん」

JM「さっきからずっと雪雪ってうるさいんです、A。嫌いじゃなかった、冬？」

『絶対雪降るもん。しかも大雪』

NM「…頭壊れたんだな、可哀想に」

YG「病院行くか？」




なんでよ、皆して。
わたしを嘘つき呼ばわりするみたいに。







TH「………雪、ねぇ」

『ねぇテヒョンも思うでしょ？』

TH「……寝る」



いつもならノッてくるテヒョンが
今日はやけに大人しく居るのがちょっと不思議で。

そうこうしているうちにわたしも寝顔を見たら
眠くなってテヒョンの肩にそっと頭を預けた。

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