青が宿る

04. ページ5

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JM「あ、おはよう」

『おはよ、ジミナ』


キッチンでアメリカーノを作ってパンを焼いていると
横から寝癖の塊のジミナが登場した。




『寝癖凄いね』

JM「んー、寝たからね。
僕のパンもよろしく」

『いいよ。けど一万ウォンちょうだい』

JM「…愛しのあの人には請求しないくせに」

『お礼を請求した』

JM「ありがと、A。よろしく」




そのにこやかスマイルは
残念ながらわたしに通じるものではないのだ。

スマイルはユンギオッパなら許す。
それ以外は許さない。




『ダメでーす』

JM「ダメか。ユンギヒョンになろうかな、僕も」

『…聞こえるって』

JM「乗り換えない？」

『遠慮しておこう』

JM「えー、なんでー」




なんでってダメなものはダメです。
それはおかしい、なんて言いながらも
ちゃんと人数分パンの用意は手伝ってくれる。





『今日大雪じゃなかった？』

JM「は、何急に。どうやって雪が降るのさ」

『…や、聞き間違い？
ジョングクにも
「老けたんですか、脳が」てっ返されてさぁ？

君とそんな変わらないんだわって言っといた』

JM「二歳はでかいよ」

『うるさいわ、向こうへお行き？』



Aが気持ち悪いって言いながら
寝ているメンバーたちを起こしに行った。

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