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暖簾に腕押しという言葉をご存じだろうか。
まったく押しても押しても効果がない、そんな感じ。
…………目の前でニコニコお菓子を食べているこの男。
キムテヒョンとかいう男。
『ともかく。却下です。マネージャーさんに確認を取る手間を増やさないでください』
「えー？このお菓子美味しいよ、はいあげる」
私を食べ物で釣ろうなんて思ったら大間違いである。
『……………乙女に太れと』
「………これ以上細くなるの？ダイエットはおすすめしないよ。
Aちゃんが倒れちゃったら大変」
ダイエットを決意した過去の私。
続いたの、1日。
今さらダイエットする気もないけど、なんて思いながらそこら辺にあるクッキーを食べる。
『…………テヒョンさんは細くて羨ましいですね』
「え、それ褒めてる!?やった、褒めてくれた」
にひひっ、と独特な笑い方で、簡単に笑顔になるこの人。
…………ポジティブなのは、いいことだ。
ただし、度を越えているが。
「幸せにするね」
『はい、すら言ってないんですけど。勝手に捏造しないでください』
「褒めてくれたってことはオーケーってことでしょ？」
なんでだよ、
なんでそうなるんだよ！
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つばき。(プロフ) - 1994218さん» コメントありがとうございます！こちらこそそう言っていただけてとても嬉しいです(*´ω｀)自分の中でも計画表を軸に書いてたので…。嬉しいお言葉ありがとうございました！ (2020年5月13日 13時) (
レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - 最初から最後までテヒョンが可愛くてしょうががなかったです。計画書のくだりはどれも最高でキュンキュンしました。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。ありがとうございました。 (2020年5月13日 11時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年4月30日 10時
