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地元の街角に、
こぢまんりとした古書店がある。
今の店主はヌナ。
俺が中学生くらいの時にご両親が交通事故で亡くなって、ヌナが相続した。
ドアを開けるとカウンターがあって、
そこで読みながらカフェも利用出来る。
ヌナは高校生の時にカフェでアルバイトをしていたし、俺もよく遊びに行った。
ヌナの淹れるコーヒーは冗談抜きで、
俺が世界で一番美味しいと胸を張って言える。
同じコーヒー豆を買っても
走れバンタンで淹れ方を習っても
ヌナの味は再現できないのだ。
『ご注文は？』
「コーヒー」
『はーい、…今回もはるばるようこそ』
ちょっと格好付けちゃった？
なんて言いながらも手際よく準備していく。
「…はるばる本当お世話になります」
『いいえ。さ、今回はどんなお悩みで？』
ストレスが溜まったり、どうしようもなくムシャクシャしてしまう時。
人間なら、誰だって避けては通れないこの瞬間。
他人は大切な人と過ごしたり、と言う。
うちのホソクだってまさにそう。
プロポーズを勇気を出してして、
今じゃすっかり頬が緩んでいるし。
でも、俺は。
俺の息抜きは、
ヌナに本を選んでもらって、
それを読みながらヌナと時間を過ごすこと。
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つばき。(プロフ) - Sai*さん» Sai*様、嬉しいお言葉ありがとうございます(´；ω；`)ナムさんも希望氏も初挑戦でドキドキだったのですが楽しんでいただけて良かったです！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年12月11日 8時) (
レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - わぁぁ！つばき。さんホビ氏に続きナムジュナまで！嬉しいです、ありがとうございます、手紙で気持ち伝えるとか、歌詞書いてるのに上手く書けなくて悩む姿とか、リアルに想像できてキュンでした！ありがとうございます、次作も心よりお待ちしていますっ！！ (2020年12月10日 20時) (レス) id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年12月7日 21時
