ジョングクの＊＊＊係 Ⅱ (ページ42)

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＊90 ※ ページ42

「っ、…はぁっ」

『…んっ…やっ…ぁ、』

足を動かせないわたしの負担にならないように、とのことで体勢がいつもと異なっているのだけれど…

それがまた、かなり刺激的で仕方がなかった。
いつもは使っていない筋肉を動かす、みたいな感覚で、
いつもは感じていなかったところが敏感になってしまったのだ。

『……っ…んっ…』

すごく、ゾクゾクと体が浮いているような感覚で、変な気分になる。
慣れないせいか、ぎこちなくて。

「足痛くないっ…？」

『ん、だい、っじょうぶっ』

ジョングクを感じる度に、
あらゆるところが活発になって、
何だかわたしの体なのに、勝手に動いているみたいだった。

「……やばかった」

『…明日謎の筋肉痛になりそう』

「たまには良いかもね。
…怪我の功名ってやつ？」

『……もう、そんなことばっかり言って…』

「今度からは体勢変えるのも良いかもね」

…と、怪しげに瞳がギラリと光ったのを、
わたしは見逃さなかった。

『……ジョングクの変態』

「男は皆そうなんですぅー」

『…わたし、限定ね』

「……もう一回いっとく？」

『…それはご勘弁を』