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＊83 ページ35
「…良いでしょ、ちょっとくらい」
『…ちょ、っと…』
「頭くらくらしてきたから糖分不足。
…というわけで、食べるよ」
かぷり、と本当に食べられているみたいに、
キスをされて、今度はわたしがくらくらしてしまいそうになる。
『……っ』
「…偉いね、我慢してるじゃん声…」
『っ、ふ』
…変な吐息が一瞬漏れてしまって、
やっぱり意地悪だ。
息が詰まりそうになるくらい、
長い長い口付けをされた。
『…っ、マークつけた、でしょ？』
「…お、もうばれちゃった？」
『もうっ…そろそろ行かなくちゃ』
と、そう言って部屋を出た先には、
「…終わった？」
『あ、うん…』
「いやぁ、ラブラブね、相変わらず。
ジョングク、そんな狭い空間しんどいでしょ。
おいで、リビング」
…ど、うしよう。
…バレた………、よね？
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年11月15日 18時
