ジョングクの＊＊＊係 Ⅱ (ページ4)

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あれからシャッフルメドレーの準備はますます本格化し、気が付けば残り本番まで数週間。

ミンギュくん率いるセブチの事務所と、
うちの事務所の距離が近くなったため、
伝達がスムーズに行きやすくなった。

「いつもこんな良い練習室なんだ」

『プレディスの方がおしゃれなイメージなんだけど…』

「時間ないのにごめん、やろっか」

ミンギュくんは、
普段の他のメンバーさんとの距離とか、
ジョングクが定期的によくつるんでいるメンバーの中だとおちゃらけで可愛いイメージだったけれど、実際はもっと優しいし、それに親しみやすい。

引き付けられるとはまさにこのことなんだろうか。

『ミンギュくん、ここもうちょっとテンポ落とした方が良いかも』

「なるほど、さすがプロ」

『もう、やめてよ。ミンギュくんだってそうでしょ？』

「…ちょっと待って！やめよう」

と、いきなり大声で話を止められたものだから、
何かあったのかと気になる。

…アドバイスなんてするべきじゃなかった？
自慢してるとか思われたら…

「いちいちミンギュくんって言うの面倒でしょ？
同い年なんだし、ミンギュで良いよ。

俺も、Aって呼びたい！」

…尻尾が見えるのは、
あながち間違ってないようで。