ジョングクの＊＊＊係 Ⅱ (ページ29)

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「おはよ」

『…んん』

柔らかな髪の毛がわたしの頬にあたってくすぐったい。あれからジョングクが居てくれたせいか、
やっぱりぐっすり眠れたのだった。

…ま、体力も使ったのもあると思うけど…

「…眠い？」

『というより腰が痛いんだけど…』

…昨夜のシーンがよみがえってきて、
思わず布団を被る。

…よくあんな恥ずかしいことを堂々としたな、わたし。お酒が入ってないのに…

それだけ彼のことが大好きでたまらないんだろうな。

「なんで隠れるの」

『…恥ずかしい』

「なんで、可愛かったのに。
っていうか、A上手くなったよね、ハジメテに比べたら、」

『あーあー、聞こえない！』

　
いつの話を持ち出してくるんだろう。
あの頃は、とにかく必死だったのに…

「あの時は全然慣れてなくて、こうロボットみたいだった」

『…ディスってるじゃん』

「いや？可愛いなって」

…いつもジョングクはわたしを可愛いだの何だの持ち上げてくるから。
よし、たまには仕返ししてみよう。