ジョングクの＊＊＊係 Ⅱ (ページ21)

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「誕生日プレゼント？」

『…そう』

スケジュールが終わり、きちんとマネオッパからお許しを貰い、わたしはオンニの運転する車に揺られている。

「趣味とかない？」

『…分かんな、くて』

「一緒にいる時間短いものね」

…ほぼ毎日顔合わせてるんですがね。
なんてことは言わずに、そうだと答える。

『オンニはどういう感じで渡してるの？』

「そぉねぇ…ま、アイツ淡々としてるし。
適当にあげたら適当に喜ぶだけだし…」

と、愚痴っているのに顔は嬉しさを隠しきれていなさそうだった。
いいなぁ、こうやって人前で言えるの。

と、羨んでも仕方ないことを、つい。

「ま、でも私この方生きてきてほぼ30年。
任せておきなさい、

女子力を今こそふんだんに使えるチャンスよ。
特に、アンタはまだ若いんだから！

さ、着いた」

駐車場に止め、降りた先に待ち構えていたのは、

『…え、なにこれ』

「私が大サービスで選んであげる」

…下着屋…さん？