You Are My… 2 (ページ3)

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「……知り合いだったのか…？」

「従姉妹がいないか聞いてきたくせに。
とぼけるの？

いい加減にしてよ、ヒョンっ……

その優しさが要らないって言ってんだよっ！」

もう、止まらない。
正しくは、止められなかった。

誰かを責めることをしなければ、
今にも壊れそうだったから。

まだどこの誰だか分からない相手より、
ヒョンの方が良かったか？

…いや、逆だ。

悔しいんだ。

「……従姉妹だった、のか…？」

「姉だった。知ってるくせに…」

「お前、ヌナはいないって…」

「元の家に戻っただけだ。

………次は何？
聞きたいことがあるなら聞きなよ」

このヒョンのせい。
だなんて、言い訳しているだけ。

……まさか本当に知らないのか？
このヒョンは嘘が上手いから、
だから今回もきっとそうだ。

「…………っ姉っ……？」

大きく目を見開くジニヒョン。
…本当に知らない…？

「…そ、んな…Aちゃんが、

…ジョングクの、…姉っ………って」

崩れ落ちるヒョンを支えるメンバーたち。
こちらを見る顔つきは、何とも言えない表情。

あぁ、まただ。
また、ひとりぼっちだ。

俺だけ、その中には入れないんだ。

…子供だな、と自分でも思う。
けれど。

こうする以外に、どうしたらいいの？

「……………っ、」

「おい、ジョングガっ！！！！！」

結局俺は、また。

逃げるだけ。