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14. ページ14
「…グラミー賞に、ビルボード1位だよ。
どう、すごくない？？？」
そこに相手がいなくても。
きっと、聞いてるに違いない。
何で分かるのかって……
そういう気がするから。
「ヤー俺もついに世界のアイドルなのかもね」
まるでジニヒョンみたいなセリフになってしまったけど、恥ずかしいとは思わないよ。
チェーンに通された、Aの指輪を握りしめ、
そろそろ支度をしなくちゃ。
「……忘れてた」
パタパタと写真に駆け寄り、
そっと撫でる。
"可愛くお願いね"
"任せて。笑ってよ、かたいなぁ"
"私はテヒョンアみたいに芸能人じゃないから
そんなすぐに笑えないの！"
今すぐにでも、そんな怒った声が聞こえてきそうだなぁ。
「…………行ってきます」
今日も、君に願いを込めて。
『行ってらっしゃい、テヒョンア』
君が、そこにいる気がしてならない。
今日も、君を愛す。
君に、願いを
＊「君に、願いを」fin
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霞(プロフ) - ホビさんを好きになる女の子の純愛のお話が読みたいです！！（ ; ; ） (2020年10月5日 23時) (
レス) id: 7c44520856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年9月29日 16時
