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車内に残されたオッパとわたしは、
ただただ沈黙が流れるだけ。
お互いに家族のように知り合って早数年。
干渉することも、滅多にない。
スマホで音楽を聞いたり、
寝ていたり。
車内での行動はそんなもの。
「……ね、A」
『…どうしたの、オッパ？』
今日のオッパは珍しく話しかけてきた。
どうしたんだろう。
「…ジョングクのあぁいう癖、
どうやったら直せると思う？」
『…あぁ』
あぁいう癖。
いわゆる、そっち系の遊びが激しすぎること。
構っても、いくら言っても無駄だろうな、
としか言えない。
『…無理だと思うよ』
「でも心配なんだ。…何とか、」
と、このオッパはどこまで優しいのだろう。
いつも、他人のことを考えるのを惜しまない。
「Aからも、言ってやってくれない？」
『……わたし？』
「マンネ同士だろ、…俺より絆は深いだろ？」
まさか。
ジミンオッパとテヒョンオッパのように、
わたしたちはクチルズ、と呼ばれるだけの絆なんてまるでない。
『…頑張ってはみる』
「ありがと、助かるよ」
それでも断れなかったのは、
心の底から、
この人を悲しませたくなかったから。
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mii(プロフ) - はい、好きー (2021年8月27日 13時) (
レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
つばき。(プロフ) - ちーとさん» 返信遅くなってすみません。そう言ってくださって嬉しいです！ (2020年11月20日 6時) (レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
ちーと(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみにしてます！主人公ちゃんとグク、本物の愛を知れたらいいですね！ (2020年11月11日 16時) (レス) id: 8627e2f5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年11月11日 7時
