てひょんのぬな。

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「…………ぬな、ててがねてもよこにいてよ」

『ふふ、いるから大丈夫だよ』

「ぜったい、おててはなしちゃだめ」



お昼寝の時間がやって来て、布団を並べてくっついてくるテテくん。

どうやら私がいなくならないか不安みたいで。





『お昼寝の時いつもいないでしょ？』

「…………ぬなきてくれないもん」

『だって私学校だもん』

「…ぬ、な」




トントン、とリズムよく叩いていたら目がとろんとしてきたテテくん。

いっぱいヨンタンと遊んで疲れたのかな。




気がつけばすやすやと寝ているテテくん。
寝顔もやっぱり可愛らしいのである。



「…………ぬ、な」

『………ふふ』






夢の中でも私を呼んでくれてるみたいで、
一体どんな夢を見ているんだろう。






「ぬな、そっちいっちゃやだぁ………」

『………私はどこにも行かないのにね』




どうやら、引き留めてるらしい。



可愛いテテくんのお昼寝タイムに、
夢の中でも私は登場してるみたいです。

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