てひょんのぬな。

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それは、つまり別れるということなのか。

…………そっか、私、




テテに、もう飽きられたのか、だなんて考えると胸が痛くなる。

やっと、実ったというか、受け入れることができたのに、もう叶わないのか。






「…………こんな関係、やめてさ」

『テテ、』


その先は、聞きたくないと言おうとしたら。







「…………俺の、お嫁さんになってよ」

…………はっ？






「ずっと、もう待てないからさ。

知ってる？俺、片想い歴10年以上でって……

ヌナ!?」



あたふたとしているテテを見て、ようやく自分の目から涙がこぼれているとわかった。

どうして泣いてるのかは、大体予測がついた。




どうやら私は思った以上にテテのことが大好きらしい。自分では、結構そうだと自覚はしていなかったのだが。




『…………いやぁ、なんか泣いちゃった』

「それは俺と、」

『………その先くらい、言わせてくれない？』




たまには、私から気持ちを伝えるのもいいだろう。

よく考えたら、あの日以来かもしれないな。






動物園に行った、あの日、


"私もテテくんのこと、大好きだよ"






『………こちらこそ、
末永くよろしくお願いします』

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