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「少し、いいですか？」
「……………彼らも聞いても？」
「ええ、もちろんです」
仕事も終わり、MカのトロフィーももらいAに持たせてやろうと訪れた病院で、
医者の先生に呼び出された俺たち。
「検査結果なのですが………率直に申し上げると…
もう、活動はできないほどです。
命があっただけよかったと思う方がいい」
「………………え？」
驚いて、出てきた言葉がそれだけで。
「……………左側の麻痺が激しいんですよ。
このまま無茶なリハビリをしても………逆に痛めるだけでは、と思います。
それで、
「待ってください」
無意識に遮っていた。
「…………本当に何ともならないんですか？
あれだけ頑張ってるのに………………っ、」
「……………わずかな可能性はあります、もちろん。
だけど、ほんのわずかです。
あまり、期待をしない方がいいかと」
こんなの、あんまりだ。
どうして、Aばかり、こんな辛いことばっかり…………
何もできない自分に腹がたって、
ただただ、拳をぎゅっと握りしめることしかできなかった。
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つばき。(プロフ) - ぺんぎんみなり。さん» コメントありがとうございます！そのように言ってくださってとても嬉しいです(*´ω｀)また新作出すと思うのでその時はよろしくお願いします！ (2020年6月14日 14時) (
レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎんみなり。(プロフ) - ついに完結…！嬉しいような悲しいような。この作品が出来たときからすごく更新楽しみにしてました！面白かったです！ (2020年6月14日 14時) (レス) id: 0f0b607e0f (このIDを非表示/違反報告)
つばき。(プロフ) - ソラさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです(*^^*) (2020年6月14日 12時) (レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 完結おめでとうございます！このお話大好きです！ (2020年6月14日 10時) (レス) id: fdd8afff27 (このIDを非表示/違反報告)
つばき。(プロフ) - ぽこさん» 特徴捉えてたらそうなったみたいです笑 (2020年6月13日 12時) (レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年6月12日 10時
