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何だったんだ、あの感触は……
ぐるぐると考えてもやっぱりわからなくて。
「ヌナ」
『……………………え、……ええ?』
「おーい、生きてる?」
ユンギに手を振られ、はっとなる。
いけない、今は撮影中であった。
「何ぼけっとしてんだ」
『…………ごめん』
「ヤーヒョン何突っ立ってるんですか、そこ邪魔」
「え、あ、…………ごめ、」
「何かあったんですか、ヒョンと」
『え!?いいいいいや、何にも!?』
「へぇ、そうですか」
まるでそれ以上は興味がなさそうに撮影が終わるとすたすたと帰ってしまうユンギ。
そう、何もない。
……………勝手に、私の勘違いだと思う。
じゃなきゃ、ありえないもん。
ソクジンが、私なんかを好きって、ありえないし。
「……………いい加減早く気づけよ、バカな最年長らだな」
「でしょ?もう、じれったいですよね」
「奪うだけ奪っといて愛の告白しないとか中学生より初心者ですよね」
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つばき。(プロフ) - 凛音さん» ご指摘ありがとうございます!完全にミスでした…。訂正しておきました! (2020年7月26日 9時) (レス) id: 925f18492f (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 3ページ目の「are思い」は「army思い」のことでしょうか。作品楽しく読ませてもらっているので更新楽しみにしています。 (2020年7月26日 2時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばき。 | 作成日時:2020年7月21日 7時