今日:52 hit、昨日:47 hit、合計:1,017,202 hit
小｜中｜大
14.YG ページ14
「奥さんとはどこで知り合いなさったのですか？」
「…………幼なじみというんですかね、とにかく。
ずっと小さい頃から一緒でした」
話題がAに移ったとたん、肩の力が抜ける。
やっぱりお前はすごい。俺の緊張を一気にほぐしてくれるんだから。
「どういうお方ですか？」
「………世話を焼いてしまいたくなるような感じですかね？」
そのまま、何の意図もなくぽんっと出てきた言葉。
アイツはガサツだし、女子力のかけらもないし、大食いだし。
でも、そういうところが好きだというか。
それで、俺の本質を見抜いてくるところも。
「なるほど。では、どんなところが好きですか？」
「………………決めれないです、全部、と言ってしまったらどうなのかなって思いますけど。
平たく言えば、そうですかね」
やばい。
今、めちゃくちゃ頬緩んでる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2443人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べな - ええ....最初のシーンシたｯﾃｺﾄﾃﾞｽﾖﾈ?あー、もうほんとに現実にならないかな(ピョンテ)ちょっと切なくなってきます、泣 (2020年7月30日 3時) (
レス) id: c3599b2d87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つばき。
| 作成日時：2020年7月4日 21時
