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ーAsideー
次の日、目を覚まし女中さんに着物を着つけてもらうと昨日と同様に朝食が部屋に運ばれてきて
五条「おはよう。眠れたか?」
と朝食と一緒に五条先輩がやってきた
食事の作法を教わりながら朝食を摂っていると
五条「あ、今日から3日間、俺任務で家空けるからその間はウチの連中がお前を指導するからそのつもりで」
と急に言われる
『え゛』
先輩3日もいないの!?
五条「てこどでよろしく」
先に食べ終わった先輩は驚く私を置いて任務へ行ってしまった
『嘘でしょ・・・・!?』
情報の処理が追い付かず呆然としていると
「A様、もうすぐで呉服屋の者が到着しますのでご準備を」
と女中さんが言うので
『は、はい!ただいま!』
と急いで残りの朝食を食べた
――――――――――――
―――――
――
「流石A様!呑み込みがお早い!!」
呉服屋の人が昨日決めた反物を仕立て上げ、それを使って着付けの仕方や着物の仕舞い方などを教えてもらう
始めて2時間ほどで一通りのことは覚え、もう自分で着付けるようになった
『あはは・・・・・ありがとうございます・・・・』
その頃にはもう体はヘトヘトで、正直この着物を脱いで洋服に着替えたいぐらいだった
「それではこれからご昼食を摂ってもらって、午後からは呪術の歴史についての座学の予定になります」
と女中さんに言われる
『ざ・・・座学ですか?』
と聞くと
「A様には呪術師に必要な戦闘技術の他に教養もしっかり身に付けさせるよう悟様から指示が出ておりますので」
悟様が留守の間は座学がメインになりますと説明される
嘘でしょ・・・・
『あ・・・あの、学校の宿題をする時間はいただけるのでしょうか?』
念のため、自分の学校の課題に取り組む時間があるか確認すると
「A様の学校の宿題は我々が代行いたしますのでA様は呪術師に必要な勉強のみにご専念くださいませ」
と言われる
えぇ・・・・・
読書感想文がなくなるのは助かるけど・・・・
『・・・・代行したのがバレないようにお願いします・・・・』
筆跡とか、正誤率とか・・・・
と言うと
「おまかせください」
と笑顔で言われる
その後ご年配の女中さんに食事の作法を教わりながら昼食を摂り
「それでは今日お教えするのは呪術界の変遷についてになります」
『よろしくお願いいたします』
と座学が始まるのであった
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作者名:あーすー | 作成日時:2023年11月22日 22時