検索窓
今日:25 hit、昨日:32 hit、合計:11,401 hit

ページ11

ーAsideー

五条「”縛り”ってのは術者同士の魂の誓約。お互いに誓約を交わすと破った方には不特定の罰が下んの。基本呪術師が約束事をする時には”縛り”を結んで裏切りを防ぐ。」

覚えておけと言われる

『でもどんな”縛り”を結ぶんですか?』

と聞くと

五条「俺は”糸師Aの両親及び兄弟らを呪霊及び呪詛師などの脅威から保護し、その安全を保障する”ことをお前に約束してやる。縛りには対等さが必須だ。お前は俺に何を差し出す?」

と言われたので私はうーんと考えた結果

『私は”自身の持つ全てを五条悟のために使う。しかし、自信の家族に危害が加わると判断した際はこの限りではない”・・・これでどうですか?対等になったでしょうか?』

と恐る恐る聞くと、先輩はポカーンとして

五条「俺からしたら願ったり叶ったりだけど。お前、俺が俺のために死ねって言ったら死ぬことになるぞ」

と言われたので

『それで家族の安全が保障されるなら構いません。』

と答えると

五条「しっかりイカれてんねお前。素質あるよ。」

『ありがとうございます』

五条「褒めてねーよ!」

その後”両者合意があった場合のみ縛りの変更、破棄が可能”というのを追加して縛りを結ぶ

五条「これで俺とお前は一蓮托生。地獄の果てまで付き合ってもらうぞ」

と言われる

『はい。これからよろしくお願いします。』

と頭を下げる

すると

冴「姉ちゃん・・・・とだれ?」

庭と面している窓からお昼寝をしていたはずの冴が出てきた

そして眠たい目をこすった後庭をみて

冴「お化けが居なくなってる・・・・」

と驚いていた

『このお兄さんが退治してくれたんだよ』

と五条先輩を指さすと「へ〜」と間延びした反応を見せる

いや軽いな!?

気を取り直して「どうしたの?」と聞くと

冴「起きたら姉ちゃんが居なくて凛が泣いた」

とべしょべしょになった凛を後ろから連れて来た

凛「ねえちゃ〜・・・」

『あーあーべしょべしょじゃん』

と窓から凛を受け取り抱っこする

五条「うわちっせえな。お前の弟達」

どんだけ歳離れてんの?と驚かれる

『10歳と12歳差ですね。それよりも補助監督さんも待っていることですし行きましょう』

と凛を抱っこしたまま庭を出る

五条「そんじゃあまた連絡すっから」

と車越しに言われる

『はい。これからよろしくお願いします。』

と言い、車に乗った五条先輩を見送るのであった








糸師Aが呪術師を志した日 Fin

姉ちゃんと俺→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あーすー | 作成日時:2023年11月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。