治らない、直さない【鬼滅の刃】

幻像が１体 ページ10

半年ぶりの柱合会議




楽しみ…よりも不安の方が勝っているかもしれない








だって、鎹鴉からも伝えられない情報も多くあるから







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「お久しぶりです。Aさん」


『お久しぶりです！』







お館様の屋敷の庭で、しのぶさんに会った



他にも、続々と集まっている








少し、しのぶさんは言いにくそうに聞いてきた





「あの…身体はもう、大丈夫ですか？」





この言葉を聞いて、



あ、そうだった…



と、今更に思い出した







私はなぜか、かなりの吐き気とめまいに見舞われて、蝶屋敷にいたんだった






今が元気すぎて、そんなことすっかり忘れていた







『ちっとも！なんであんなになったのか、不思議なくらいですよ！』







と、いかにもで言うと、少し、本当に少しだけ




しのぶさんは顔を曇らせた







『？どうしたんですか？』





「いえ……覚えていないんですか？」





『…木に頭をぶつけたとか？』








そこで、しのぶさんが何かを言おうとした


私の頭を撫でながら







「貴方は＿＿」









でも、これは頭の中でかき消された

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