【弐】身 代 わ り の 継 子【鬼滅の刃】

風柱様４ ページ7

「私は、身代わりです」





「…何度言うんだァ？」





「私の気が済むまでです」








私だって、死にたくない
まだ、若い方だから




でも、身代わりと言い聞かせたら、役目をもって死ねる気がする







師範の為




師範の復讐を遂げる為




師範の悲願







元凶の私が死ぬのだから







「…アイツは、変わった」



「…皆さま、そう言っていました」






．








「お前も、変わったけどなァ」






．








最後にそう言い、風柱様は立ち上がった

私はそれを視線で追わず、目の前だけを見つめていた
風柱様は







「金は払う」





行ってしまわれた

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