霞柱様3 ページ11
「言ったけど」
「は?」
「だから、言ったんだけど。そこの継子に」
適当に言っていい、と言われた
私はその通りにし、師範はそれを伝えたけど、霞柱様の表情筋はまったく動かなかった
まるで、どちらでも良かった、と言わんばかりに
まるで、どうでもいい、と言わんばかりに
「けどっ「これは選択の自由があるはずだよ」…分かったわ」
「師範…」
そして、喋るな、と睨まれる
苛立ちをそのままぶつけられたようなもの
これも、慣れた
「…後悔してもしらないからね」
「しないと思う」
最後まで、自分の姿勢を崩さなかった霞柱様
自分より、年下なのに……
なんて、逞しいんだろう、と思った
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廣岡唯殿 - 面白い続きが観たい…頑張れよ (2022年12月5日 15時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - いえいえ! (2020年1月20日 21時) (レス) id: 17fb72fc42 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 覚えててくれていたんですね!ありがとうございます! (2020年1月20日 21時) (レス) id: 059c2de8f9 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - あ、短編の方にもコメントしてくれた方ですか?ありがとうございます!! (2020年1月20日 21時) (レス) id: 17fb72fc42 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 面白いですね!続き楽しみにしてます!頑張って下さい! (2020年1月20日 21時) (レス) id: 059c2de8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:C.l.1 | 作成日時:2020年1月16日 18時