青春ならぬ生殉【魔入りました！入間くん】

生殉２２話 ページ24

「「使い魔召喚？」」





入間君と私の声が、被った瞬間だった

若干、アズ君に睨まれながらも返事を返してくれる








「はい。バビルスの伝統行事です」








おおよそ、入間君に対して返したのだろうけど








「召喚した使い魔の質で生徒のランクを計ります。そして、そのランクを上げていくことがバビルスでの成績に繋がるんです」
　


「へぇー、詳しいね」




感心する私とは対照的に、入間君はまた、落ち込んでいた


……そんなんじゃ、この先もたないぞ

と思っても、今は言えない






「…なんだ」


「なんでも」





この悪魔がいるから




．




＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それから、数時間後




．





「………やあ」



「貴様…！！」







目の前には、猫と化したアズ君


可愛らしい姿でも、殺気はダダ漏れだった







「…Aちゃんも、なんだね」






その横にはホッとしたような入間君

この状況







なんでこうなったかと言うと＿＿＿＿

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