青春ならぬ生殉【魔入りました！入間くん】

生殉１３話 ページ14

「ヘロヘロだね」


「理事長のせいだよ」



「…何があったんだ」






今日一日転ばなくなったらしい入間君

何とも羨ましい、と言うと



「…冒険したけどね」


意味不明な言葉を返された

おまじない的なモノをしたんだろうけど……それに何か冒険があったのかな…



疑問は深まるばかり







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入間君の四肢が、爆散の危機にあったということを私が知るのは、一日後の話





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廊下を目立たないように、慎重に歩く


でも、それは無駄なことだと思うけれど






もう為せば成るだ、と考え、さっき思ったことを入間君に話そうとした






「そういえば…「おい」え」


「はい？」





が、遮られる



その背後には、私が話そうと思っていた話題の人物がいた


……アスモデウス君、で多分合ってる






どうやら用は入間君にあるみたいだった

なので、



「頑張れ」

と、送り出そうとしたら




「……ついてきて」


涙目でお願いされた

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