青春ならぬ生殉【魔入りました！入間くん】

生殉１話 ページ2

「………」



「だからね、君は、今から入間くんの従兄妹だよー。そして、僕の孫…みたいな存在！！」




「………」



「困っていますよ、もう少し細かく」






オペラの助言も虚しく、早々と写真を撮っていくサリバン

初孫、ではなくなったが、孫…に近い存在だということで、逆に嬉しいのだろう








……当の本人は、気絶しているやもしれない表情で、目が死んでいるが

おそらく、話すら聞いていないだろう








それを気にかけた、サリバンの初孫、入間が声をかけた

肩を叩きながら、





「大丈夫？えーと…サインとか…したの？」


と、明らかに戸惑っている様子だった







すると、サリバンが入間の目の前に書類を見せた







「バッチリだよ！ちょっとこの子が放心している間に、ね」



「ダメなやつですよ…おじいちゃん…」

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