呪いが一個 ページ3
「ねぇ、お団子食べに行きましょう!」
「いいですけど…」
甘露寺さんに、誘われた
なんで、私なんだろう
と、毎回思う
しのぶさんだって……咲さんだっているじゃないか
「私も行っていい?」
ほら、来た
「もちろんよ!Aちゃんもいいよね?」
「うん!」
「はい」
元気よく返事をする咲さん
私の中には、ドス黒いものが蓄積していく
なんで、そんなに幸せそうなの?
他の人、私もこんなにツライ思いを背負って、鬼殺隊に入ったのに
いいよね、才能のある人は
実力は柱の中でも、上位
仲間思いでもあり、仕事もなんなくこなす
だけど、幸せそうな顔を見る度に、私は……過去を思い出す
「行きましょうか」
今日も、呪いを隠して生きる
いつか、この子を呪う日が来ないように、と
「Aちゃん?大丈夫?」
その、嘘偽りのない、可愛らしい子を
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C.l.1(プロフ) - ありがとうございます。更新は遅めですが、頑張ります! (2019年11月2日 6時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ - やっぱり面白いです。私はあのお館様と結婚しましたの作品が初めて見させていただいて、すごく先の展開が気になって仕方ありません。この作品も気に言っているので応援してます。 (2019年11月2日 0時) (レス) id: a7ba5f7db2 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - ありがとうございます! (2019年10月29日 6時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - めっちゃおもしろいです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2019年10月28日 22時) (レス) id: 156c93a62a (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2019年10月27日 21時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:C.l.1 | 作成日時:2019年10月27日 9時