あのお館様と仮結婚しました【鬼滅の刃】

十九の幕 ページ22

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貴「うーん……えぇ？……」




と、独り言をもらしながら悩んでる私は、変だな




ちなみに、何を悩んでいるかというと、先日無一郎君の発言から考えた
『この時代って、年の差結婚ばかりなのかな』

というものです！








貴「………」


考えながら歩いていると、




ドンッ


誰かに……いや、この屋敷には一人しかいません


お館様にぶつかってしまった






衝撃で、ヨロッとなる私を支えて、





産「おっと…大丈夫かい？何か悩み事でも？」





と、聞いてくれました








でもね………、





貴「お、お館様……」




産「？何かな？」




貴「なんで、聞くだけなのにこんなに近いんですか！？」







そうかな？と首をかしげるお館様は、天然なのか……？



支えてくれたのは嬉しいけど、肩を持った瞬間に、


『腰』


まで引き寄せるんです！



年下なのに、お館様の方が身長が高いので尚更だ







顔の距離だって、もう少し私が近づけたら………その…キスまで、できるものだ







とりあえず、恥ずかしくて仕方がない！！






産「細かいことは気にせず、ほら、何か悩んでいたのだろう？」






しかも、それをサラリと流すこの人は、凄い！



聞くけど！






貴「………こんなことを聞くのもなんですけど、結婚って、年の差は関係ないんですか？」

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