浪漫.19 ページ20
さっきより濃く見えてくる梅雨の綺麗な長い髪。
髪だけで居場所を特定するのは中々困難だけど、取り敢えずやるしかない。
料理を上手く避けて机に乗り、一気に髪の場所までジャンプする。
｢っ…梅雨さん！！｣と壁の端に捕まり叫ぶが、Aに敵意があると判断したのか椅子や机が浮いて飛んできた。
刀で防御の体制をとりながら、うまく避けていく。
だが、A側が崩れるのも時間の問題だろう。
｢梅雨さんっ…梅雨さん！！｣
[…もう嫌なの……私はっ…あの人を待ち続けて……ずっと…。]
｢違うよ梅雨さん。あの人はもういないし…っと……あの人はもう梅雨さんの元に帰っていかない。｣
菱｢ちょっと…何刺激してっ…｣
｢菱田は早く逃げてって言ってるでしょ？｣
菱｢…っ。｣
[違うっ違うの…あの人は、…私に.約束を…！！]
森｢……｣
｢それは今生きている彼じゃない。彼はあの人じゃない。梅雨さんが求めたあの人じゃないの。｣
[いっ…いやぁぁぁぁぁあああっ…！！！！！]
ｷﾝｯ…とした耳に残る悲鳴を置いて、一気に梅雨に近づき刀の鞘でゴンッと殴る。
意識がガクンっとなくなると当時に、浮いていた物達もゆっくりと元の位置に帰っていった。
Aも上手く机を使って、床に着く。
あまりの部屋の壊れ具合に、さすがにみんな逃げたらしく、辺りには人の気配が無い。
梅雨を長椅子に寝かせると、ドレスのリボンを解く。
すると、その気配でうっすら梅雨の綺麗な瞼が開いた。
梅｢…Aさん……私、どうしたらいいのかしらっ…？｣
｢梅雨さんが…悩む必要も涙を流す必要も……無いよ。｣
触レタ涙ト肌ハ、ドコカ人間味ヲ感ジタ。
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雪路 - とっても面白いです！私は藤田さんファンなので、藤田さんとの絡みがたくさんあってすごく嬉しい( 〃▽〃)これからも更新頑張ってください！応援しています☆ (2019年7月28日 23時) (
レス) id: c4ea89a33d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - とても面白いです…！！ (2019年7月13日 9時) (レス) id: 3a593efc86 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - せりなさん» ありがとうございます〜！！！！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - 面白いです！ (2019年7月5日 8時) (レス) id: 9f79ffa67e (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - アミュレットさん» 私もです〜！我慢できずにとうとう夢小説に手を出してしまいました…笑 . 私鏡花ちゃんが好きなので、音二郎さんと取り合われるのが楽しすぎて…！ (2019年4月19日 19時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
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