天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ8)

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ショッピング　過去ページ8

ママが発案したことは『一織にくっついていれば大丈夫』とのこと。

一織「あの、なぜ私なんですか?兄さんの方に懐いているのでは?」

三月「お前は妹欲しがってだろう―が」

和泉母「そうよ、一番心配していたのは貴方でしょ」

和泉父「女の子一人のことでこんなに会話が続くなんてすごいな」

和泉母「ホントよね、会話がここまで弾んだの初めてね、きっとうちの家族の天使様ね」

天使様って言いすぎなんじゃ

という言葉を飲み込んで一織兄にくっついていた。

時折一織兄が私の方にちらちらと視線を投げかけてくる。

私が恐る恐る顔を見上げると彼は軽く微笑むか髪の毛を撫でてくれた。

和泉母「ついたわよ、じゃあお父さんは待っててね」

パパだけ車に残って私たちはショッピングモールに入った。

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三月「すごいな、久しぶりに来たけど相変わらず賑わってるな」

一織「A?どこにいるんです」

私は人混みを抜けて一織兄に後ろから抱き着いた。

彼も抱きしめ返してくれた。

三月「A、ちょっと来いよ」

手招きをした三月兄の傍に行くと手を握ってくれた。

三月「こうすればはぐれたりしないだろう」

すると、もう片方の手を一織兄が握ってくれた。

和泉母「(なんだかんだ言って妹が可愛くて仕方ないのね)」

最初に向かったのは食器などの売り場、つまりはキッチンで使うものを売ってるところ。

しばらく過去編を書きます。

この過去編は主人公の夢の中だと仮定してます。