天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ4)

今日:7 hit、昨日:5 hit、合計:27,557 hit

笑顔に隠れた寂しさ2 ページ4

怒鳴りながらも私は涙を流した。

情けないしこんなの悔しい。

こんなやつのために涙を流すなんて嫌なのに。

大和「Aちゃん、今日はこれぐらいでお暇しようぜ?なっ?」

そう言って大和さんは止めてくれた。

でも、私は泣いたりして我を忘れて彼の制止も聞かず続けた。

貴方「私はあんたのためなんかに泣きたくもないんだよ、あんたのせいでこっちは大きく迷惑してるの分かってる?

わからないからそんな冷静な顔してられるんだよね?わかってれば直ぐにでも謝ってくるもんね…こんなやつが兄貴だなんて信じられないよ……」

そう言って私は大和さんの声に振り替えることもせず私はその場を逃げ出した。

逃げ出すなんて情けなさすぎる。

アイツに泣いたことをバカにされたくないから逃げ出してしまった。

ーーーーーーーーーーーーーー
静かな水音が聞こえる河原で膝を抱えて小さくなり泣いていた。

？「あっ、大和さん!いましたよ!」

壮五さんの声がする?

膝の部分に顔を埋めていたから声だけでの判断だけどこの優しい声は間違いない。

？「Aちゃん、探したよ」

ゆっくりと顔をあげてまた鼻をすすった。

そこには7人の彼らが私のところに来ていた。

三月「大和さんと出掛けてから帰ってこないと思ったら電話がかかってきて『どこにも見当たらない』って言うから皆で探したんだぞ?」

貴方「ごめんなさい……その、何て言ってかいいかわからないけど……ごめんなさい」

私は寂しさ隠すためにまた軽く笑顔を作った。