天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ25)

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たくさんの味方たち1 ページ25

嵐の中でライブをやったことでIDOLISH7のことがネットに上がっている。

動画などもあがっていて衣装は濡れたけどよかったことはよかった。

動画を見ていた環さんが声をあげた。

環「マジで?俺、映った?」

あれだけ、映りたがっていたからね。

大和「一瞬だったからな」

三月「カメラに気づいたら独占してやったのになー」

壮五「あの時いたお客さんがブログとかで宣伝してくれてるみたい、OLさんだって。楽しんでもらえてよかった」

三月「お客さんとの一体感あって、電車動けーっていう一心でやって盛り上がって楽しかったな」

ナギ「エキサイティングでした!ワタシたちが台風起こしてるみたいで」

陸「少しずつ味方が増えるって嬉しいことだな」

今となってはこうやって味方が増え始めている。

貴方「皆の努力の結果ですね」

感心していると一織兄が傍に来た。

一織「……A」

貴方「皆さん、一旦席を外しますね」

陸「よく一緒にいるけど二人は何話してるのかな?」

中から聞こえる陸さんをからかう声を聞きながらその部屋を後にすることにした。

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貴方「一織兄、今ってもしかして」

一織「ええ、風がこちら側に向いてる」

貴方「時流のだよね、何すればいいの?」

一織「ライブをやります、借金をしてでも大きめの会場を押さえてください」

今の皆ならきっとたくさんの人が来てくれるだろう。

私たちはそう踏んでいた。