天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ19)

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新曲始動！ページ19

そして、いつも通りに練習に入る。

新しい曲の振りもだいぶあってきたみたい。

三月「早く人前でやりたいよな!」

大神「皆、練習励んでるねお弁当来たから休憩しようか」

ナギ「OH、ゴージャス!トリカラダブル弁当です!?」

大神「たまには豪勢にしないとね」

貴方「それ高かったんじゃないですか?予算考えるとそれは…」

大神「それはしばらく、俺たちが梅干しおにぎりで頑張ればいいからさ」

壮五「早く幕の内弁当を食べて貰えるように頑張りますね」

壮五さんの言葉に私は強く感動した。

やっぱりすごく優しい人だな。

休憩に入り私は三月兄と一織兄にアイドルの話をいろいろしてもらってると環さんが大神さんに話しかけた。

環「俺たちいつ、テレビに出れる?」

大神「うーん…まだまだもうちょっと先かな?」

三月「なぁ、なんでテレビにこだわるんだ?」

環「顔が映るから」

貴方「理由ってそれだけ?」

壮五「あはは、可愛いな俺、昨日テレビに出たんだぜ、ってクラスメイトに自慢したいんだ?」

環「はぁ…そーちゃんは悩みがなくて幸せそうだな」

そういうこと言うから壮五さんが黙っちゃうんだよ。

三月「じゃあどういう理由なんだよ」

すかさず三月兄が間に入る。

環さんが口を開いたとき、一織兄の声が響いた。

一織「皆さん聞いてください、大事なお話があります」

陸「止めろっていってるだろ!」

あの二人が揉めてるってことはまさか一織兄皆に陸さんのこと言うつもりなのかな?

私も知ってるけどでも、何て言うべきなのか。

そして、陸さんは一織兄の口をふさいだまま外へ飲み物を買いに行った。