本音が聞けた ページ18
大和「ところで九条さんとどういう関係なの?『天兄』っていうことは義兄らへんか?」
環「何?あの人と兄妹なん?」
ナギ「Oh…信じられません、九条氏とご家族とは」
本当は知らせなくてもいいと思っていたこと。
貴方「私はあの人たちと関りを持ちたくないんです」
陸「…………」
貴方「私はあんな人と一緒にされたくはないんです!!」
三月「A」
一織「やっと…ですね」
一織兄はそうポツリと漏らした。
私は気になって顔を上げる。
皆は笑顔で私を優しく見守っててくれる。
貴方「皆さん、陸さんあの…」
陸「そんなことで悩んでるなよ、色々聞いたけど天にぃもちょっとやりすぎだったよな」
壮五「そうかもね、大丈夫僕らはずっと見方だから」
三月「何かあったら遠慮なく言えよ、俺らは兄弟だからな」
一織「そうですよ、貴方は何も悪いことはしてま…せ…ん…」
一織兄がすごく驚いた顔をしている。
理由は私が泣き始めたからだ。
三月「どうしたんだよ」
環「どっか痛いのか?」
貴方「違います、子供の私にここまで丁寧に接してくれるのが嬉しくてそれで…それで…涙が…止まらなくて…ごめんなさい…ごめんなさい」
大和「あのね、皆はAちゃんの本音を聞きたかったのよ、それなのに隠すから」
貴方「だって陸さんがいるのに、天兄の悪口言えないじゃん?だから本音なんて聞けるわけないじゃん」
環「別に事情さえあればりっくんだって許してくれるでしょ」
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作者名:プーさん大好き | 作成日時:2019年3月22日 17時